建国記念「の」日と紀元節

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2月11日は「建国記念の日」でありました。
『日本書紀』が伝える神武天皇の即位日として定めた日が、現代の暦に換算すると2月11日にあたるから、だそうであります。

これは戦前は「紀元節」といいましたが、戦後のGHQの「天皇を中心に団結しアメリカの脅威にならないように」という意向で廃止されてしまいました。
ここまでは色んな文献やネットの記事でも見ることができますが、これが本当はどういう意味なのかは欧米の帝国主義、白人の植民地主義を知らないと正しく意味がわからないと思う。
アメリカの建国の歴史、とりあえずはメイフラワー号の事から知ってないとね、というこったよ。

それは今度書くとして。
神話上の日付なんで史実じゃないやろ、などというイチャモンも出つつも、結局は「建国したことそのものをお祝いする日」として紀元節と同じ日に祝日化されました。
そういう意味で(日付の特定できる)建国記念日ではなく、(日付の特定できない)建国記念の日、となったそうです。

ちなみに、同じ日本人でも建国記念の日に反対する人々が居ます。
主に日教組とか、そっち系の人々ですが、大きく二つの点で自己矛盾しております。

(1)あんたら、反米ちゃうの?建国記念の日(紀元節)反対って、GHQと同じこと言ってますがな。
(2)反対する理由は、皇室を認めることになり階級化社会を認めることにも繋がるから、って事だと思うけど、あんたらの大好きな憲法の第一章第一条に
「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴 ~中略~ 日本国民の総意に基く。」って書いてありまっせ。
護憲せんでエエの?護憲護憲!都合の悪いときだけ護憲忘れてまっせ!

言いたいこと書いたからとりあえず寝よう。


合掌

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このページは、picketfencesが2011年2月13日 22:11に書いた記事です。

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